深煎り インドネシア グラヴファーム スカラツ ウォッシュト コーヒー豆
焙煎メモ
生産者について
西ジャワのスペシャルティコーヒー生産者(グラヴファームとは)

インドネシア・西ジャワの山間部シウィディを拠点に、ユギオンさんとルーシーさん夫妻が営むコーヒー農園です。自分たちの農園だけでなく、周辺の森に暮らす小規模生産者と一緒にコーヒーを作り、地域全体を盛り上げることを目指しています。ユギオンさんは日本に1年住んでいたこともある親日家。
農園の一つ「スカラツ」は標高1,700mの高地にある村で、国立公園に隣接しているため、もともと生えている松やユーカリの木は切れません。その木々の隙間を縫うようにコーヒーを植えているので、自然と共生できる一方で収穫量は少なく、生産者の暮らしは決して楽ではありません。だからこそ、高品質なスペシャルティコーヒーとして価値を高めていく意義が大きい、という地域です。
プラズマプログラム(地域の生産者を育てる仕組み)

スカラツ村の生産者52名のうち50名が、グラヴファームと組んで高品質なコーヒー作りに取り組んでいます。この協力体制が「プラズマプログラム」です。
本社には研修施設があり、苗木から成長した木、精製設備、焙煎や抽出まで一通り学べる環境が整っています。栽培方法だけでなく「一杯のコーヒーになるまでのストーリー」まで生産者が学べるのが特徴です。
農園ではシガラウータンとLINI-S(S-795)という2品種を半々で交互に植えています。それぞれ根の張り方が違うため、交互に植えることで土の栄養をバランスよく吸収できる工夫です。
- シガラウータン:収穫量が多い品種。現地の言葉で「借金を返せる」という意味の名前
- LINI-S(S-795):インド生まれで、インドネシアでも広く栽培されている品種
周辺農家も含めた収穫量のうち、約10%がスペシャルティグレードとして選ばれ、本社のウェットミルで丁寧に処理されます。
グラヴファームの生産処理(精製方法へのこだわり)

インドネシアには「ウェットハル」と「ドライハル」という独特の精製方法があります。収穫後にパルピング(果肉除去)・発酵・水洗までは同じですが、そのあとの乾燥工程が違います。
- ウェットハル(スマトラ式):パーチメント(殻付きの状態)で軽く乾かした後、殻を剥いてから本乾燥する伝統的な方法。インドネシアでは今も主流
- ドライハル:パーチメントのまま水分値12.5%までしっかり乾燥させてから殻を剥く方法。いわゆるウォッシュドに相当
ドライハルのほうが時間をかけて丁寧に乾燥でき、豆の損傷も少なく、最新の選別機で欠点豆を除けるため高品質になりやすいとされています。ただ、雨や湿度の影響を受けやすく、早く現金化したい小規模農家にとってはウェットハルのほうが現実的なので、国全体ではいまもウェットハルが主流です。
グラヴファームは2020年にコロンビアから導入した最新のPenagos社製ウェットミルと最新のドライミルを備え、ドライハルを主軸にしながら、ハニープロセスやナチュラルといった新しい精製にも挑戦しています。
2022年にはインドネシアで初めて開催されたCup of Excellenceで受賞農園の一つに選ばれるなど、今まさに注目されている生産者です。
おいしい淹れ方
粉挽き対応について
粉に挽いた豆をご希望のお客様は、備考欄にご記入ください。また、抽出器具(ペーパーフィルター、フレンチプレスなど)の種類もご記入ください。器具に合わせた挽き目でご用意いたします。
賞味期限について
豆のまま保管する場合は2ヶ月程度、挽いた場合は1ヶ月程度、美味しくお楽しみいただけます。冷凍庫で保管すると、より長くお楽しみいただけます。
発送について
オーダー確認後ご注文商品を準備し、出荷致します。店主の1人営業のため、若干のお時間をいただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
配送について
配送は日本郵政のクリックポストを利用致します。
深煎り インドネシア グラヴファーム スカラツ ウォッシュト コーヒー豆
¥1,200
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店主のテイスティングノート
そこからじわっとトフィーやブラウンシュガーのようなまろやかな甘さが追いかけてきます。飲み進めるうちに、アッサムティーを思わせる心地よい渋みも顔を出し、苦味と甘みが綺麗に重なっていく感覚が楽しめます。
ミルクとの相性も抜群で、カフェラテにしても負けない存在感。朝の一杯にしっかり目を覚ましてくれるような、頼もしいコーヒーです。